言いたいことも言えない こんな世の中じゃ

日々思うこと、出来事を、綴ります ポイズン!

思い出は時間が経つほど美化される

まいど、かりそめのろったです。

以前、私が学生時代好きだった人の近況や生存を定期的に確認していることをブログに書いてたことを思い出し、久しぶりに読んでみた。

 

まだ見てないよ!って方は↓↓

ブログ「昔、好きだった人の近況が知りたくなる時ないですか?」

https://tenmaro.hatenadiary.jp/entry/2016/12/14/003417

 

今考えても変な人だった。でもすげぇ好きだった。

当時私は19歳で、彼は25歳。

ぴちぴちとバリバリ。恋が楽しい時期だった私にはしんどいバイトが楽しくて仕方なかった。

それもよき思い出。

 

ブログには書いてなかったが、当時彼には結婚を前提にお付き合いしてる彼女がいた。

同じ会社の社員さんで、周知の仲。

私は見たことないが彼好みのガリガリスタイルだそうだ(本人談)

私が働いていた店にご両親を連れて食べに来ていたから彼女は本気で結婚したかったのだと思う。職場公認の仲だ、時間の問題だと思われたのだがその翌月二人は別れてしまったのだ。

恐らく煮え切らない彼に彼女の愛想が尽きたのだと思う。仕事は真面目だが、正直プライベートはいい加減な人だったからな。

ま、それもこれも思い出。

 

で、久しぶりついでにその会社のHPをクリックしてみたら、他府県のとある支店長になっていた。店長に返り咲き、まぁ店長候補の社員だったから当然といや当然か。

というより、当時私がお世話になった調理場の方が本店の店長になっていたのでそっちのが驚いた。優しくて仕事できる人だったから当然の人選か。

 

脱線したので時を戻そう。

何より驚いたのは彼の顔だ。

顔全体に現れたシワは年を重ねた証拠だが、まだせり立てた前髪は健在で、整形崩れのような目元になっていた。

あれ?あれれ?

この人こんな顔だったか?

当時の前髪はもっとギバちゃんみたいに短く爽やかに主張していたし、可愛いつぶらな瞳だった。

あの素敵な彼はどこにいった?

いや、これが元々の顔なのか?

真実は闇の中だが、それも思い出にしよう。

彼から見れば私もしっかりオバさんになったからな、お互い様だ。

 

とにかく5年経ったがまた生存確認ができた。

元気なら何よりだ。

彼と面と向かって話をすることは無いけれど、もし何かの奇跡が起きたなら、彼の前髪を見ながら当時の思い出でも語りたいな。